【プレミア12】侍J稲葉監督、優勝から一夜明け視線は東京五輪へ「今日から五輪に向けて」

侍ジャパンの稲葉監督【写真:福谷佑介】
侍ジャパンの稲葉監督【写真:福谷佑介】

韓国を破って優勝し、8度胴上げされ歓喜のシャンパンファイトも

■日本 5-3 韓国(プレミア12・17日・東京ドーム)

 野球日本代表「侍ジャパン」の稲葉篤紀監督は、「第2回WBSCプレミア12」初優勝から一夜明けた18日、都内のホテルで報道陣に取材に応じ、改めて優勝の喜びを語った。17日に行われた韓国との決勝に山田哲人内野手(ヤクルト)の逆転3ランなどで5-3で勝利。選手の手で8度宙を舞い、その後はシャンパンファイトで喜びを分かち合った。

 歓喜の瞬間から一夜明けた稲葉監督は清々しい表情で報道陣の前に姿を見せた。一夜明けた心境を「優勝できてホッとしている気持ちです」と安堵の表情を浮かべ「どのプレーとかじゃなく、勝ちたいという思いで全力でやろうということで1球1球魂を込めて戦った結果だと思います」と振り返った。

 ただ、この侍ジャパンの最終目標は来年の東京五輪での金メダル獲得。五輪は今回のメンバー枠が28人から24人に減ることもあり、指揮官は「五輪になると人数が少なくなる。代えがいなくなる分、選考は慎重にしないといけなくなってくる。昨日で大会が終わりました。今日から五輪に向けてやっていく。韓国も悔しさを持ってくるでしょうし、メキシコもそうでしょうし、必ずに我々を倒しにやってくると思いますので、しっかり準備していけるように今日からやっていきます」と語っていた。

(Full-Count編集部)

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