侍ジャパン2次R第2戦、14日キューバ先発はバノス「投手戦になるだろう」
8日中国戦では5回を1安打無四球無失点の快投を披露
野球日本代表「侍ジャパン」は14日、2次ラウンド第2戦でキューバと再び対戦する。7日に行われた1次ラウンド第1戦では、日本が11-6で勝利を飾った。この時、キューバは小刻み継投で侍打線に挑んできたが、今回は「チームで一番いい投手」とマルティ監督が評するバノス投手を先発させると発表。8日の中国戦に先発したバノスは、格下が相手だったとはいえ、5回を1安打無四球4奪三振無失点に抑える完璧投球を披露した。
日本の先発が菅野だと想定するバノスは「スガノはいい投手。緊迫した投手戦になるに違いない」と予想。開幕から2本塁打の筒香、3本塁打の中田ら侍打線の主軸について「一振りで試合を変えることができる打者」と警戒した。
日本戦に向けて「コントロールがすべて。日本は開幕前よりも実際に見ていいチームだと思った。WBCで伝説的なチームであることには変わらない」と話した。
2次ラウンド初戦でイスラエルに敗れたキューバにとって、14日の日本戦は必勝だ。マルティ監督は「我々にとって非常に重要な試合。勝って決勝ラウンド進出に望みをつなぎたい」と力強く語った。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count