侍J、アリゾナ練習試合先発が決定 カブス戦・藤浪、ドジャース戦・武田
中継ぎ陣は全員登板予定、アリゾナではコンディショニング調整を主眼
第4回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)で2大会ぶりの優勝を狙う野球日本代表「侍ジャパン」は17日(日本時間18日)、アリゾナ州グレンデールにあるドジャースのキャンプ施設で公式練習を行った。選手は約1時間ほどの軽い練習でコンディショニング調整。連戦や長旅の疲れも感じさせない晴れやかな笑顔を浮かべながら、終始リラックスした雰囲気で体を動かした。
投手陣は藤浪と武田がブルペン入り。練習後、小久保監督は18日(同19日)カブス戦の先発は藤浪、19日(同20日)ドジャース戦の先発は武田でいくと明かした。「中継ぎ陣に関しては、どちらか1試合で投げることになると思う。野手も各ポジションに2人いるわけではないので、誰かはフルで出なければならないんですけど、2試合でうまく配慮したいですね」と話し、アリゾナでの練習試合は結果は求めず、コンディショニング調整に主眼を置く。
この日は、ドジャース前田健太投手が陣中見舞いに訪れた。しばらくの間、言葉を交わした指揮官は「試合を見ていたみたいで、ここまで勝ち上がれてよかったですねって言葉はいただきました」と、侍OBの表敬訪問に感謝を示した。
1次ラウンド、2次ラウンドを負けなしの6連勝で勝ち抜けた日本。アリゾナで最後の準備を整えて、決戦の地・ロサンゼルスに乗り込む。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count