ロッテ新助っ人ダフィー、OP戦で打点&本塁打の“2冠”も 同僚への感謝も忘れず
4本塁打&15打点と活躍、「仲間が塁に出てくれていた結果」
ロッテの新外国人、マット・ダフィー内野手がオープン戦で打点、本塁打の“2冠”達成に突き進んでいる。
23日のDeNA戦(横浜)。1点を先制された2回、開幕投手が決まっている相手先発・石田の127キロの外角チェンジアップをリーチの長い腕でひろい、左翼席にオープン戦トップタイの4号同点アーチをかけた。打点も15に伸ばし、単独トップに。開幕後は弱点のインサイドを厳しく突かれることも予想され、オープン戦の結果がそのまま繋がるかは不透明だが、幸先はいい。
新助っ人は「失投かなと思うが、しっかり捉えられた。打点は(鈴木)大地やパラデスが前で打って塁にいたり、1、2、3番が打って塁に出てくれていた結果。ゴロで打点がついたり、走塁で助けてもらってもいる」とチームメートに感謝した。
米国がWBCでプエルトリコを破り、初優勝したことについては「母国が優勝したことは本当に嬉しい。世界中の野球ファンにとっても意義ある大会だったのではないか」と称賛。刺激を受け、このまま暴れ続けたいところだ。
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細野能功●文 text by Yoshinori Hosono