“史上最低の始球式”が表彰される 目の前の男性にぶつける笑劇投球が再脚光

50セントの“珍始球式”にちなんだアワードが“誕生”【写真:Getty Images】
50セントの“珍始球式”にちなんだアワードが“誕生”【写真:Getty Images】

有名ラッパーの大暴投始球式にちなみ、「50セントアワード」に選出

“史上最低の始球式”と称される衝撃の一投が、「2019年ピッチングニンジャ50セントアワード」に選出された。

 ピッチング・ニンジャとは本職は弁護士ながらも、カレッジで活躍する息子の投手コーチを務めたことで米メディアで注目されているロブ・フリードマン氏が自身のツイッターで発表するタイトルのこと。SNS上では「ピッチング・ニンジャ」として投手を様々な形で分析し、現役メジャーリーガーや米メディアからもフォローされていることでも有名だ。

 受賞したのはホワイトソックスの球団職員、メアリー・ルーチさん。5月28日のロイヤルズ戦で始球式に登場し、投じたボールは一塁方向でシャッターを切るカメラマンに。まさかの大暴投にカメラマンは動くことができず構えていたカメラに直撃してしまった。ほぼ目の前にいる男性にボールを当てるという“笑劇”の展開は大きな話題となった。

 これまで史上最低の始球式とされていたのは米ラッパー「50セント」の投球。本塁から4メートルほど一塁ベース寄りに投げ込まれる史上屈指の大暴投だった。フリードマン氏はこれにちなんでルーチさんに「50セントアワード」を授与したようだ。

“笑撃の一投”から半年が過ぎたが、ツイッターに改めてそのシーンがアップされると、ファンから相次いでコメントが寄せられた。

「50セントが由来の、この賞の名称はアメージングだ」

「ちょっぴり外に外れてるね」

「100回は観たよ。酷い投球だけど、めっちゃ面白いね」

「ベストカーブボール」

「明らかにビーンボールだ。彼女は罰金処分とかになったのかな?」

“史上最低の始球式”は依然ファンの心に焼き付いているようだ。

【動画】全米に“笑劇”を与えた「史上最低の始球式」 ほぼ目の前にいる男性カメラマンを直撃する一投の一部始終

RECOMMEND

KEYWORD

CATEGORY