エンゼルス、14億円コザートをジ軍にトレード放出 コール獲得資金を準備か

エンゼルスのザック・コザート【写真:Getty Images】
エンゼルスのザック・コザート【写真:Getty Images】

17年球宴選出のコザートは度重なる故障で今季38試合出場止まりだった

 大谷翔平投手が所属するエンゼルスは10日(日本時間11日)、ザック・コザート内野手とマイナーのウィル・ウィルソン内野手をジャイアンツへトレードしたと発表。エンゼルスは今後、ジャイアンツから金銭か未定の代替選手を獲得する。

 34歳のコザートは17年オフに3年契約3800万ドル(約41億円)でエンゼルス入りした。レッズ時代の17年に打率.297を記録してオールスター戦に選出。正三塁手と期待されたが、度重なる故障で昨季は58試合出場。今季は38試合出場、打率.124と結果を残せなかった。

 コザートの来季年俸は1266万ドル(約14億円)。この日、FA市場の目玉であるゲリット・コール投手(アストロズFA)、ナ・リーグ打点王の三塁手アンソニー・レンドン(ナショナルズFA)の代理人を務めるスコット・ボラス氏が「エンゼルスは先発投手と野手を獲得したがっている」と話したように、今オフの大型補強を目指している。コザート放出で捻出した資金で、争奪戦を制することができるのか注目だ。

(Full-Count編集部)

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