ソフトB育成出身・石川、「目標」の開幕初1軍も…「3日の命かもしれない」

昨季支配下登録、OP戦防御率1.80「一喜一憂せずにやっていきたい」

 開幕を2日後に控えた29日、プロ野球12球団の登録選手が公示された。ソフトバンクでは、育成出身の石川柊太投手が初の開幕1軍の座を勝ち取った。

 春季キャンプからA組に起用され、笠原大芽とともに今シーズンの飛躍を期待されていた石川。その笠原とともに開幕1軍登録だ。

 2カード目の先発投手との入れ替えも頭に入れ、「3日の命かもしれませんから。一喜一憂せずにやっていきたい」と石川。それでも「オープン戦で投げて自分の力を少なからず出せたことは自信になった」と言う。

 昨年7月に育成枠から支配下登録された石川にとって、開幕1軍は大きな目標だった。「目標は達成したが1つの通過点。これからも足元を見てやるだけ」と浮かれる様子は微塵もない。

 オープン戦では4試合に登板し、150キロ台のストレートを武器に5イニングで2失点(自責1)、防御率1.80の成績を残した。

「ヤフオクドームの景色にも慣れてきました。やはり実際に投げていかないと慣れないものだなと思いました。機会があれば早く(1軍のマウンドに)立ちたい」

 春季キャンプでは「ボクがA組に入れたのは、(大学の後輩にあたる)田中正義の面倒を見るためですよ」と笑っていたが、この2か月でしっかりと先輩の意地を見せた。週末の開幕3連戦で、初の1軍マウンドに登る可能性は十分にありそうだ。

【了】

藤浦一都●文 text by Kazuto Fujiura

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