ロッテが鈴木の人的補償で楽天から小野を獲得　美馬の補償で酒居が移籍　両球団発表

楽天移籍の酒居はロッテに感謝し「仙台で頑張ってきます！」

　ロッテは19日、FA権を行使し、楽天に移籍した鈴木大地内野手の人的補償で小野郁投手を獲得したと発表した。また、楽天からFAで獲得した美馬学投手の人的補償で酒居知史投手が楽天へ移籍することも発表した。

　小野は西日本短大附属高から2015年に楽天に入団。今季はイースタン・リーグで35登板で2勝3敗、14セーブ。防御率3.32の成績。2年連続でセーブ王に輝いた23歳。酒居は大阪ガスから入団した3年目。今季は54登板で、5勝4敗、20ホールドでセットアッパーとして活躍した。

　ロッテを離れることに酒居は球団を通じて、コメントを発表。感謝の思いをつづり、楽天で活躍することを誓った。

　コメントは以下の通り。

「昨日、球団から連絡を受けてビックリしました。ただ、こういう世界なので今は切り替えて自分の野球をするだけだと思っています。ドラフトで指名をしていただき、ここまで育ててくれた千葉ロッテマリーンズには感謝の気持ちで一杯です。満足いく結果を残すことは出来ませんでしたけど、マウンドに立つ自分を常に声援で後押しをしていただけたのはありがたかったですし、支えになりました。今後、ZOZOマリンスタジアムで投げる際に応援をしてもらうというのはさすがに厳しいと思いますが、少しだけでも気にかけていただけると嬉しいです。仙台で頑張ってきます！」

（Full-Count編集部）