岩隈久志、6回2失点で降板 QSの好投&通算700K到達も2被弾に泣き白星ならず

強力打線に好投もソロ2発に泣く

 マリナーズの岩隈久志投手が4日(日本時間5日)の敵地アストロズ戦で今季初先発し、6回4安打2失点の好投を見せたが、白星はならなかった。

 岩隈は初回、先頭のスプリンガーに三塁のエラーで出塁を許すもブレグマンを三ゴロ併殺、アルテューベをチャレンジの末に遊ゴロに仕留める。

 2回はコレア、ベルトラン、レディックと3者凡退に打ち取ったが、3回1死走者なしで8番マッキャンにレフトへ先制ソロを被弾。直後、ゴンザレスを空振り三振に仕留めたところでメジャー通算700奪三振に到達した。

 マリナーズは4回、バレンシアのタイムリー内野安打で1-1の同点に追いついたものの、岩隈は6回、先頭の9番ゴンザレスにレフトへソロ弾を浴びて勝ち越しを許した。それでも6回を2失点で抑えてクオリティースタート(QS、6回以上を自責3以内)を達成した。

 この日は83球を投げ、4安打3四球2奪三振。強力打線を2失点に封じたものの、味方打線の援護に恵まれず、1-2の状況で降板。初勝利はならなかった。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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