15年ぶりに鷹に復帰した城島健司氏 球団GMが語るアドバイザーとしての期待は?

ソフトバンクの会長付特別アドバイザーに就任する城島健司氏(右)【写真:福谷佑介】
ソフトバンクの会長付特別アドバイザーに就任する城島健司氏(右)【写真:福谷佑介】

「編成、育成について意見を聞く、そういう役割を期待している」

 ソフトバンクは20日、球団OBの城島健司氏が15年ぶりに球団に復帰し、会長付き特別アドバイザーに就任すると発表した。城島氏は同日、福岡市内のホテルで会見を行い「この球団は王さんの球団であり、考え方が根本にあるチーム。向こう20年30年続けていける手助けができれば、と思っています」などと意気込みを語った。

 2005年まで在籍し、その後はマリナーズ 、そして阪神でプレーした城島氏。2012年の現役引退後は趣味の釣りでレギュラー番組を持つなど、球界からは離れて生活してきた。15年ぶりのホークス復帰となる。

 では、このほど新設され、城島氏が就任する「会長付き特別アドバイザー」とは、いかなる仕事を行うのか。城島氏自身も「何をするか分からないです。今から、これからですね」と語るなど、詳細については固まっていない模様だ。

 では、球団側は城島氏に何を期待するのか? この日の会見後に三笠杉彦GMは以下のように語っている。

「例えば、チームを良くしていく企画や施作がある中で、それを受ける選手や監督、コーチがどう考えるか、という部分がある。アイデアの段階で『どう思うか?』と聞いたりする。また中長期的な野手の編成や育成のところで、指導も含めて、城島レベルの選手を育てるときにどういうものが必要なのか、とアドバイスをしてもらいたい。大型野手の強化、育成は我々の課題としていますので、それに対しての考えを聞いたり、と期待している」

現在、出演している自身の釣り番組は2020年も継続する予定

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