18日に日米野球初先発の大谷をMLB公式サイトが特集 「日本のセンセーション」

「最も将来有望な選手」大谷が第5戦で先発へ

 18日の日米野球第5戦(札幌ドーム)で先発予定の日本ハムの大谷翔平投手が早くも注目を浴びている。MLB公式サイトは「MLBが日本のセンセーション、大谷と対決へ。チーム侍は第5戦で100マイル(160キロ)のファストボールを投げる20歳の二刀流に託す」との見出しで特集した。

 特集では「アメリカのベースボールファンは前田健太に関しては知ることができた。則本昂大や他の優れた多くの若き日本のピッチャーについても。しかし、まだ大谷翔平については垣間見たにすぎない。おそらく日本代表チームで最も将来有望な選手だ」と評している。

 今オフでのポスティングの話題が全米でも多く報じられている広島の前田健太投手、そして日米野球第3戦で5回をパーフェクトで抑えた楽天の則本昴大投手はその力投で知名度を一気に上げたが、大谷は前田が先発した第1戦で8回に登板したのみ。そして今回、大谷はア・リーグ新人王投票で2位につけたエンゼルス右腕のマット・シューメーカー投手と対決することになる。

 通訳を通じて「前回のピッチングには満足しています。いいピッチングができることを願っています」と決意表明した大谷。今季24試合に先発し、11勝4敗、防御率2・61。打者としては234回打席に立ち、打率2割7分4厘、10本塁打、31打点。特集ではそれらの成績を紹介しつつ、「(高校から)メジャー挑戦を検討したが、日本プロ野球でキャリアを始めることに決めた」と説明し、高校時代からメジャー志向があったことにも触れている。

 20歳の大器がメジャー打者相手にどんなピッチングを見せてくれるのか。大きな注目が集まっている。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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