ド軍は救援・前田健太を「好む」 韓国人左腕・柳賢振流出も「シーズン終盤に…」

ドジャース・前田健太【写真:Getty Images】
ドジャース・前田健太【写真:Getty Images】

米スポーツ局「CBSスポーツ」がドジャースの来季先発ローテを予想「マエダのブルペン配置転換を好んでいる」

 7年連続でナ・リーグ西地区を制したドジャース。今オフはアジア初の最優秀防御率を獲得した韓国人左腕・柳賢振がブルージェイズへ移籍。ベテラン左腕リッチ・ヒルもFAとなり、先発ローテーションは再編となる。米スポーツ局「CBSスポーツ」はドジャース先発投手の布陣を予想している。

 記事ではドジャースがゲリット・コール(アストロズFA→ヤンキース)、スティーブン・ストラスバーグ(ナショナルズ再契約)の大物FA投手の獲得を逃し、これまでの補強が18年に38セーブを挙げたアスレチックスの抑えブレイク・トライネンだけであることに言及。FA市場にはヒルやドジャース時代の17年に16勝を挙げたアレックス・ウッド、イアン・ノバら先発投手が残っているが、柳賢振の“穴”を埋めるだけの存在はいない。

 ただ、大型補強に走る必要はないかもしれない。記事では「注目に値する他の選択肢も残されている。ローテーションの層の厚さは十分だと確信しているドジャースは、単純にその考えを固守するということだ」と指摘。絶対エースのクレイトン・カーショー、将来のエース候補ウォーカー・ビューラーをはじめ、先発投手として経験豊富な前田健太、ジュリオ・ウリアス、ロス・ストリップリング。若手でもダスティン・メイ、トニー・ドンソリンらがいる。前田についてはシーズン後半の起用法についても言及している。

「ドジャースはシーズン終盤になるとマエダをブルペンに配置転換させることを好んでいる。しかし、メイやゴンソリンを(戦力として)抱えておくことは、ほとんどの球団が『そうする余裕があればなぁ』と願うような贅沢なことである」

 前田はメジャー2年目の17年から3年連続でリリーバーとしてポストシーズンへ。抜群の安定感を見せ、チームに貢献してきた。先発左腕・柳賢振が流出した来季も救援としてチーム貢献するのだろうか。

(Full-Count編集部)

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