武田が抹消、松坂に異変、主力に不振も…ソフトバンクに負の連鎖

武田が14日に抹消&長期離脱の可能性も

 ソフトバンクが緊急事態に陥っている。オリックス戦(ヤフオクD)を戦う14日、侍ジャパンメンバーとしてWBCに出場していた武田翔太投手が出場選手登録を抹消された。右肩に異変を抱えている模様で、症状次第では長期離脱となる可能性もある。

 今季の武田は、初先発となった4月5日の楽天戦(Koboパーク)で勝ち投手になったが、5回3失点。続く12日の日本ハム戦(札幌D)では6回途中4失点と不安定な投球が2試合続いていた。昨季、自身最高の14勝を挙げ、今季もローテの柱として期待されていた右腕を、開幕してわずか12試合で欠くことになった。

 アクシデントが続発している。今季の開幕投手を務めた和田毅投手が4月7日の西武戦(メットライフ)での登板後に、左肘の張りを訴え、11日に出場選手登録を抹消された。現状では、ローテを1回飛ばすだけの予定だが、気になるのは昨季終盤のこと。同様に左肘の張りを訴えた和田は、当初は軽症と見られていたが、回復が進まず、結局、シーズンの最終盤、そしてクライマックスシリーズにも登板出来なかった。シーズンは始まったばかりで無理をさせる時期でもないだけに、すんなりと復帰出来るかは、不透明と言えるだろう。

 和田の登録抹消に伴い、その代役には松坂大輔投手が浮上したが、その松坂にも異変が起きた。

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