15年ぶりV狙う阪神のスタメンを予想 鍵を握る助っ人トリオをどう使う?

残留のマルテに加え、ボーアとサンズが加入する(左から)【写真:荒川祐史, Getty Images】
残留のマルテに加え、ボーアとサンズが加入する(左から)【写真:荒川祐史, Getty Images】

残留のマルテ、新助っ人のボーア&サンズと助っ人3人制の阪神

 矢野燿大新監督のもと、3位に食い込んでクライマックスシリーズ進出を果たした阪神。矢野監督体制で2年目となる今季こそ、2005年以来遠ざかっているリーグ優勝を手にしたい。そこでここでは、2020年シーズンの阪神の基本オーダーを占ってみたい。

1(中)近本光司
2(遊)木浪聖也
3(右)糸井嘉男
4(一)ボーア
5(三)マルテ(大山悠輔)
6(左)サンズ(福留孝介)
7(二)糸原健斗
8(捕)梅野隆太郎
9 投手
開幕投手 西勇輝

 昨季、12球団トップの3.46というチーム防御率をマークし投手力が武器の阪神。一方でチーム打率.251はリーグ4位、538得点は12球団ワーストと打線強化が今季の最大の課題となるだろう。

 1、2番は昨季のルーキーコンビの近本と木浪が入ることが予想される。近本は新人のセ・リーグ最多安打を記録し、盗塁王にも輝いた。ルーキーイヤーから結果を残した2人が今季も阪神の上位打線を担うことになるだろう。

 2019年から残留するマルテに加え、ボーアとサンズが加入する今季の阪神。その外国人をいかに起用するかも鍵になる。野手3人を全てスタメンで起用するとなれば、一塁にボーア、三塁にマルテ、そして外野の一角にサンズとなる見込みだ。

 ここに三塁では大山、そして外野ではベテランの福留らが相手投手やそれぞれの状態に応じて起用されることになるだろう。二塁にはキャプテンを務める糸原、そして捕手は不動の梅野となる。ボーア、サンズの助っ人がどれだけ結果を残せるかは今季の阪神を占う上で大きなウエートを占めそうだ。

(Full-Count編集部)

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