楽天・銀次がホークス中田から先制中前打「しっかり叩くことができました」

不安定な立ち上がりのソフトB中田を逃さず

 11勝3敗とスタートダッシュに成功し、首位を快走する楽天が先制に成功した。21日のソフトバンク戦(ヤフオクD)。好調の打線が、いきなり繋がった。

 初回だ。ソフトバンク先発の中田の不安定な立ち上がりをつかまえた。先頭の茂木が1ボールからの2球目を右前に運んだ。暴投と四球などで2死一、二塁とすると、5番に座る銀次が先制点を生み出した。

 3ボール2ストライクのフルカウントから、中田が投じた真ん中高めの141キロのストレートを中前へと弾き返した。先制の中前適時打。試合開始早々、先手を奪うことに成功した。

 銀次は「打ったのはストレートです。集中して打席に立つことができました。甘いコースにきたのでしっかり叩くことができました」と、納得の様子でコメントした。

【了】

福谷佑介●文 text by Yusuke Fukutani

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