DeNA新守護神パットンが粘れず 中日と延長12回の末、引き分け

9回2死から平田に同点弾を浴びて勝利ならず

 DeNAは21日、本拠地での中日戦で新守護神パットンが救援に失敗し、延長12回の末に引き分けた。

 この日の先発は新外国人ウィーランド。初回に先頭・京田に中前打を許すが、その後は4回に再び京田を遊撃内野安打で出塁させるまで、打者8人を連続凡退とした。4回こそ1点を失ったが、5回と6回を3者凡退。7回には無死一、三塁から3者連続三振でピンチを凌ぎ、8回を投げて5安打1四球9奪三振1失点の快投を見せた。

 打線は、中日の先発・又吉の前に打ちあぐねたが、2回に遊撃・京田の失策に乗じて1点を先制。同点で迎えた8回1死三塁から4番・筒香が勝ち越しタイムリーを右前に運び、9回の守護神パットンにつないだ。

 パットンは亀澤を投ゴロ、大島を見逃し三振とし、簡単に2死を奪ったが、続く平田に同点ソロを右翼スタンドに運ばれて救援失敗。勝利まであと1死で、試合は振り出しに戻った。

 延長戦では両軍救援陣が好投。互いに一歩も譲らず、規定により延長12回の末、2-2の引き分けに終わった。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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