鷹は千賀、オリは山岡か山本か 栄えある大役は誰? 開幕投手の本命は【パ編】

西武のザック・ニール、ソフトバンク・千賀滉大、楽天・則本昂大(左から)【写真:荒川祐史】
西武のザック・ニール、ソフトバンク・千賀滉大、楽天・則本昂大(左から)【写真:荒川祐史】

ロッテは石川なら2年連続2度目、楽天は則本昂?岸?

 今季は東京五輪の影響で、例年より前倒しの3月20日に開幕を迎える日本のプロ野球。シーズンのスタートを切る開幕戦で先発する「開幕投手」は各チームのエースが登板するもの。その年のチームを引っ張る大黒柱として期待される投手に託される名誉ある大役だ。

 今季のパ・リーグはソフトバンク、西武、楽天の本拠地で開幕カードが行われる。その初戦、栄えある開幕戦のマウンドには誰が上がるだろうか。2020年のパ・リーグの開幕投手を予想してみよう。

○ソフトバンク-ロッテ戦(PayPayドーム)
ソフトバンク:千賀滉大投手
ロッテ:石川歩投手

 ソフトバンクはエースの千賀が3年連続で開幕投手を託されることになるだろう。昨季はチームトップの13勝を挙げ、名実ともにチームのエースとなっている。昨季12勝を挙げた高橋礼もいるが、千賀の可能性が限りなく高いだろう。ロッテは昨季チームトップの8勝をマークした石川が有力か。大役を任されれば、2年連続2度目の開幕投手。楽天からFAで加入した美馬や若い種市、二木ら候補は数多い。

○西武-日本ハム戦(メットライフD)
西武:ザック・ニール投手
日本ハム:有原航平投手

 3年連続のリーグ優勝を目指す西武は昨季チームトップの12勝をあげたニールが本命だろう。外国人投手最多の11連勝を記録し、今季も大黒柱として期待がかかる。10勝をマークした高橋光も候補になるか。日本ハムは昨季15勝8敗、防御率2.46と活躍し、最多勝のタイトルも獲得した有原で文句なしだろう。

○楽天-オリックス戦(楽天生命パーク)
楽天:則本昂大投手
オリックス:山岡泰輔投手

 楽天は則本昂と昨季開幕投手を任された岸孝之が有力候補となるだろう。その中で則本昂はやはり「チームの顔」であり、三木新監督の初陣を託す本命ではないだろうか。オリックスは昨季チームトップの13勝(4敗)を挙げた山岡が本命。ただ、最優秀防御率のタイトルを獲った山本由伸投手も可能性はある。

(Full-Count編集部)

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