MLB初の女性コーチ就任を古巣元選手が批判 ファン激怒「最低なヤツ」「本当に愚か」
ジャイアンツでもプレーしたMLB通算1699安打のハフ氏が女性コーチ就任を批判
MLBのジャイアンツで元女子ソフトボール選手のアリッサ・ナッキン氏がアシスタントコーチに就任。MLB初の女性コーチの誕生が話題を集めているが、2014年に古巣を引退したオーブリー・ハフ氏が“批判”し騒動になっている。
「元ジャイアンツ選手オーブリー・ハフがMLB初の女性コーチとなるアリッサ・ナッキンを雇用したことで古巣を批判」
こう見出しでハフ氏の“女性批判”を伝えたのは米紙「USAトゥデイ」だった。ハフ氏はデビルレイズ(現レイズ)、アストロズ、ジャイアンツなどでプレー。通算1699安打、242本塁打をマークし2014年に現役を引退した。記事では女性コーチを批判したハフ氏のツイッターを紹介している。
ハフ氏は自身のツイッターで「元女性ソフトボール選手から野球の指導を受けるなんて想像できないよ」と古巣の女性コーチ就任を批判し、クロフォード、ベルト、ポージーに向け「楽しんでね」とツイート。
また、現役時代は赤いTバックを穿いてプレーしたことで知られるハフ氏は「女性記者がクラブハウスにいる時、Tバックを穿くことが厄介だったよ。フルタイムの女性コーチがいたんじゃ、どうなるのか想像できない。これも#metooや#BelieveAllWomenの一環なんだ」と自身の考えを綴っていた。
女性差別と捉われてもおかしくないハフ氏の言動にファンは大激怒だった。
「彼女は君を助けられたかもね。しばらくの間とても酷かったよ」
「なんて残念な男だ。本当に哀れに思うよ……」
「君みたいな平凡な選手からのアドバイスよりも良いに違いない」
「オーブリー、彼女も君がいないことを喜んでいると思うよ」
「君がジャイアンツの選手だったことが残念」
「本当に愚かだね」
「最低な奴」
「何かを学べるかもしれないことを恐れているのか?」
ナッキン氏は2014年に編成部門のインターンとしてジャイアンツに加入。2015年にはサンフランシスコ大学でスポーツマネジメントの修士号を取得するなど球団からも高く評価されている。ハフ氏の軽率な発言は自身の評価を大きく下げる結果となってしまった。
(Full-Count編集部)