A組抜擢の鷹育成の砂川、いきなり追試決定 スタートから爆走も、12分間走ノルマ届かず

12分間走に参加したソフトバンク・砂川リチャード【写真:福谷佑介】
12分間走に参加したソフトバンク・砂川リチャード【写真:福谷佑介】

スタートから猛スピードで走るも、すぐに息切れしノルマに届かず

 ソフトバンクの春季キャンプが1日、宮崎・生目の杜運動公園でスタートし、早速、恒例となった12分間走が行われた。

 サファテやバレンティンら助っ人選手と故障者だけが免除され、それ以外ほぼ全選手が走った12分間走。投手陣でトップだった尾形と対照的だったのは、もう1人育成から抜擢された砂川リチャード内野手だった。

 砂川はスタートから猛スピードで疾走。だが、1分もすると、急激にペースが落ち、その後は他の選手に次々と抜かれる始末。結果的には設定されたノルマにも届かずに、ガックリと肩を落とした。

 この12分間走の内容次第ではキャンプ初日でのB組降格の可能性もあった砂川。この走りを見ていた森浩之ヘッドコーチは「追試決定。やる気は買うけど、追試です。もう1回走らせる」と語り、近いうちに追試を課す考え。即時のB組降格はなかったものの、砂川にとってはキツイ“追試”となりそうだ。

(福谷佑介 / Yusuke Fukutani)

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