ダルビッシュ有が4ヶ月ぶりに投球再開 来季へ向けて大きな一歩

8月9日以来の投球は15メートルの距離で25球

 レンジャーズのダルビッシュ有投手が8日(日本時間9日)、本拠地のテキサス州アーリントンで4ヶ月ぶりに投球を再開したとMLB公式サイトが報じた。

 今季22試合に先発し、10勝7敗で防御率3.06という成績を残した右腕。だが、8月9日のアストロズ戦に登板して4回6失点(自責5)で敗戦投手となって以降、右肘の軽度の炎症により、登板を回避していた。

 シーズン終了後に日本に一時帰国していたエースは先月下旬に渡米。本拠地でMRI検査を受けた結果、問題なしと診断され、投球以外のトレーニングを続けていた。

 記事によると、ダルビッシュはこの日からスローイング・プラグラムを再開。初日は平地で50フィート(約15メートル)の距離から25球を投げたという。4カ月ぶりの投球練習を無事に終えたエースは、来季開幕に完璧な状態で臨むために大きな一歩を踏み出したことになる。

 地元紙スター・テレグラムによると、ダルビッシュは1週間に3回のペースで、この投球練習を今後続ける予定。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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