ソフトB東浜は4戦連続勝利へ先発 成長の証は「相手に集中できてるところ」

ここまで防御率2.73で盤石“表ローテ”形成の右腕

 ソフトバンクの東浜巨投手が、4試合連続勝利をかけて先発する。10日のオリックス戦に先発予定の右腕は、自身3試合連続で白星中。本拠地で調整した9日には「自分がやりたいことは1週間通してやれているし、それが今のところいい形で試合に出ている。それを継続していきたい」と意気込みを語った。

 昨季は自己最多の9勝を挙げながら、あと一歩のところで初の2桁勝利を逃した。2桁を目標にして迎えた今季。初先発の4月2日のロッテ戦(ヤフオクD)は6回3失点、続く9日の西武戦(メットライフ)は6回途中4失点と苦しんだが、4月19日のロッテ戦(ZOZOマリン)から7回無失点、7回1失点、8回途中2失点と好投を続けており、ここまで防御率2.73。「いいところも、悪いところもありますけど、試合中に気にせず、相手に集中できているところがいい」というところが、成長の証だ。

 今季初対戦となるオリックスについて「調子のいいチーム。結構打っているイメージがあるけど、相手のことを意識せず、自分の投球に集中していきたい。いい1週間を過ごしてきているので、それをしっかり出すだけ」。和田、武田を欠く先発陣の中で、千賀、バンデンハークと盤石の“表ローテ”を形成している右腕が、チームを3連勝に導く。

【了】

福谷佑介●文 text by Yusuke Fukutani

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