ド軍大型トレードも前田健太の穴に米記者悲しみの声 「マエダを失うなんて…」

ドジャースからツインズへのトレードが報じられた前田健太【写真:AP】
ドジャースからツインズへのトレードが報じられた前田健太【写真:AP】

トレード流出の前田のほか、リッチ・ヒルや柳賢振らも抜け悲しみ広まる「凄く違和感」

 ドジャースが4日(日本時間5日)、大きなトレードを成功させたと米メディアが一斉に報じた。2018年にア・リーグMVPに輝いたレッドソックスのスーパースター、ムーキー・ベッツ外野手と、通算150勝左腕デビッド・プライス投手をトレードで獲得。大きな補強となったが、代償に前田健太投手をツインズへ、アレックス・ベルドゥーゴ外野手をレッドソックスへと放出する三角トレードとなった。スター選手獲得という大手柄にもかかわらず、記者たちは口々に不満を漏らした。

 米経済紙「フォーブス」のハワード・コール記者はベッツの獲得を喜ぶか、とフォロワーから尋ねられると「嬉しくもあり、その逆でもある」とツイート。「トレードから生まれる効果はわからないし、柳賢振や(リッチ)ヒル、そして今日のマエダの退団は、プライスでは埋められない」とバッサリ。フリーエージェントでブルージェイズへ移籍した柳賢振やヒル、前田の抜けた穴の大きさを指摘した。

 また、地元紙「LAタイムズ」のビル・シェイキン記者が、トップの有望株を手放さずベッツを獲得した最高のトレードだとツイートすると、これに噛みつく人物が。カリフォルニアのTV局「KTLA」のニュースプロデューサー、シンディ・ケドノー氏は「完ぺき? 違う! ジョクとマエダ、もしくはベルドゥーゴを失うなんて、嬉しくなんかない!」と猛反論した。

 さらに「Cut4」担当の記者、エイドリアン・ギャロ氏も「ドジャースの試合を見て、ジョク・ピーダーソンやケンタ・マエダ(またはリッチ・ヒルや柳賢振!)がこれ以上見られないのは凄く違和感」と悲しんだ。

 記者からも悲しみの声が集まるほど、ドジャースにとって大きな存在となっていた前田。しかしトレードとなることも事実。今度は球団関係者を悲しませるほど、ツインズで大暴れの活躍をしてもらいたい。

(Full-Count編集部)

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