好投の上原浩治、カブス地元メディア脱帽「若々しい」「文句のつけようない」

1回を無安打無失点2K、5ホールド目マークした上原

 12日(日本時間13日)の敵地カージナルス戦で1回を無安打無失点2奪三振と好投したカブス・上原浩治投手。2点リードの8回に登板し、3者凡退に抑えて今季5ホールド目をマークした。地元メディアは4戦連続零封とした42歳右腕について「文句のつけようがない」、「若々しい」と脱帽している。

 この日は3-1とリードした8回に登板。先頭のファムを見逃し三振に仕留めると、地元シカゴで試合を中継した「CNS」の解説、ジム・デシャイーズ元投手は「ファムはここでスプリットが来ると確信していたんでしょう。ファムにとっては今日3三振目ですが、これはいいボールでした。この一連の流れに文句のつけようがありません」と脱帽。その後、3番カーペンターを右飛、4番ジャーコを見逃し三振に切って取ると、実況も「コウジは42歳ですが、若々しいですね」とその雄姿に感嘆の声を漏らした。

 今季はここまで16登板で1勝2敗、防御率2.84。14登板で無失点投球を見せている右腕。この日の実況は「バックスピンで伸びがあるファストボールの多くがストライクゾーン高めに決まります。厄介なファストボールで数多くの空振りやフライの山を築きます」と紹介するなど、その投球は依然として高い評価を受けている。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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