マ軍投手、右腕直撃打球は174キロも「痛みない」 続投&先制呼ぶ犠打も…

田澤が痛恨の逆転満塁弾浴び勝利ならず…指揮官称賛「非常に良かった」

 マーリンズのダン・ストレイリー投手が15日(日本時間16日)の本拠地アストロズ戦に先発。序盤から好投を見せたものの、5回に打球が右腕に直撃するアクシデントに見舞われた。しかし、イニング終了まで続投すると、その裏の打席では先制点につなげる犠打を決めて交代。2番手の田澤が痛恨の逆転満塁弾を浴び、白星は消えたものの、気迫のプレーに称賛の声が上がっている。

 4回までアストロズの強力打線を無安打に抑える快投を見せていたストレイリー。アクシデントに見舞われたのは5回だ。先頭ガティスが初球の83マイル(約134キロ)のスライダーを弾き返すと、痛烈なライナーがストレイリーの右肘の少し下の部分に直撃。右腕は打球を拾い上げ、一塁に下投げで送球してアウトとしたが、痛みに顔を歪めた。

 MLB公式サイトによると、ガティスの打球速度は108.3マイル(約174.4キロ)を計時。ボールが当たった部分は明らかに腫れあがり、マッティングリー監督やトレーナーがベンチから飛び出したが、ストレイリーは投球練習で状態を確かめてから続投。グリエルは中飛に打ち取り、続くブレグマンには二塁打を浴びたものの、続く青木は宣告敬遠で歩かせると、ピッチャーのマスグローブを直球で空振り三振。気迫の投球で無失点で切り抜けた。

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