ダルビッシュ、好投で4勝目も7回降板悔やむ「悔しいと思えるのも成長」

「次は8回までは行きたい」

 16日(日本時間17日)の本拠地フィリーズ戦で4勝目を挙げたレンジャーズのダルビッシュ有投手が試合後、自身のブログを更新し、「悔しさ」を滲ませた。

 この日は7回95球で4安打9奪三振1失点と好投。クオリティースタート(QS、6回以上を自責3以内)はこれで5試合連続で、序盤からリードを受ける中、3試合ぶりの白星をつかんだ。

 試合後、「4勝目」と題してブログを更新した右腕は自身の白星とチームの7連勝を報告。「いい流れに乗せてもらいました」と綴った。ただ、本人は好投の中で悔しさも滲ませており、7回で降板したことに「本当に悔しいです」と心境を吐露した、

 この日は2回から3イニング連続で3者凡退に抑えるなど5回までわずか51球で抑えていたが、6回から球数が増え始め、7回にタイムリーを浴びて初失点。それでも失点直後の2死一、三塁のピンチをきっちり三振を奪うなど要所を締め、7回を投げ切った。

 ただ本人は納得できない様子で「これを悔しいと思えるのも成長」とし、「次は8回までは行きたい!」と宣言した。

 ここまでメジャー109試合に登板し、50勝に到達。またこの日で通算700イニングも突破した。7連勝で5割復帰を果たしたチームとともに、今後さらなる飛躍に期待したい。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

RECOMMEND

KEYWORD

CATEGORY