西武ウルフが6回に緊急降板、右脇腹をおさえる仕草 西武はその後逆転許す

内川にタイムリーを浴びた後に右脇腹をおさえる

 西武のブライアン・ウルフ投手が21日のソフトバンク戦に先発。1点リードの6回に緊急降板した。右脇腹を痛めたとみられる。

 西武は3回までに4点を先制。ウルフは5回まで無安打投球も、6回に上林のヒット、甲斐への四球などで1死二、三塁とされる。今宮にはレフトへの2点タイムリーツーベースを浴びて2点差。さらに、柳田にライト前に運ばれると、内川にはライト前ヒットを打たれ、1点差に迫られた。

 ウルフはこの直後に右脇腹をおさえる仕草を見せ、デスパイネを迎えたところでベンチ裏へ。辻監督がすぐに交代を告げ、武隈が2番手で登板した。左腕はデスパイネに四球を与えて満塁とするも、中村晃は遊直。しかし、松田にはセンター前に運ばれて2点タイムリーとされ、逆転を許した。

 ウルフは7日の楽天戦で西武入団後初黒星を喫したものの、14日のオリックス戦は6回1失点で勝利。今季はここまで5勝1敗と先発ローテを支えている。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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