ロッテ打線爆発でホークスに逆転勝利! 今季最多5発&初2桁得点で大勝
井口が今季1号2ランでNPB通算250号&ダフィー2発、ルーキー佐々木は2勝目
最下位に沈むロッテが今季初の2桁得点を奪って12-7と大勝し、連敗を2で止めた。25日のソフトバンク戦(ヤフオクD)。井口がNPB通算250本塁打となる今季1号2ラン、ダフィーが1試合2本塁打を放つなど、打線が今季最多の5本塁打を放ち、今季初めてヤフオクドームで勝利した。
初回に3点を先制される苦しい展開を、チーム打率1割台に沈む打線が跳ね返した。2回に鈴木が6号、ダフィーが5号のソロを放って1点差に迫ると、4回に打線が爆発。2つの死球などで1死満塁のチャンスを掴むと、田村が中前へ2点適時打を放って逆転に成功。続く大嶺翔が左翼席へ2号3ランを放り込み、一挙に5得点を挙げた。
5回には1死一塁から井口がソフトバンク2番手の加治屋から左翼席のロッテファンのエリアに飛び込む2ラン。日米通じて21年連続本塁打となる今季初アーチで、NPB通算250本塁打を達成した。7回にはダフィーがこの日2本目のアーチとなる6号2ランを放ち、大量リードを奪った。
ロッテ先発の佐々木は、初回にいきなり3点を奪われたものの、2回以降は立ち直りを見せた。2回以降は3安打無失点。味方の大量援護もあって、6回6安打8奪三振3失点で、プロ初登板初勝利を挙げた4月6日の日本ハム戦(ZOZOマリン)以来となる2勝目をマークした。
ソフトバンクは、今季チーム初の中4日で先発した中田が背信の投球。2回に2発で2点を失うと、4回には大量5点を失い、4回6安打7失点で降板。3回途中6安打7失点だった5月20日の西武戦(メットライフ)に続き、2試合連続でKOとなった。打線も初回に3点を奪ってからは、佐々木をつかまえ切れず。連勝は2でストップした。
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福谷佑介●文 text by Yusuke Fukutani