広島、巨人に9-0の完封勝利で4連勝 首位阪神を4厘差でピッタリ追走

九里が8回3安打無失点の快投&打線は15安打9得点と爆発

 広島は27日、敵地の巨人戦に9-0で完封勝利し、4連勝を飾った。これで勝率.596となり、首位阪神(.600)を4厘差で追走する。

 投打がかみ合った広島らしい試合運びだった。先発九里は4回1死から阿部にライトへ安打されるまで、2四球は与えたものの無安打投球。5回には内野安打と2四球で2死満塁としたが、立岡を三塁フライに打ち取り、無失点とした。6回2死からマギーに中前打を浴びたが、その後は走者を出さず。8回を3安打4四球3奪三振無失点の快投を見せた。

 打線は、巨人先発の宮國を早々に捉えた。2回に4連打で3点を先制すると、3回にはエルドレッドが12号ソロを放ち、さらに4回に鈴木とエルドレッドの適時打で3点追加。6回には2安打と四球で無死満塁とすると、エルドレッドが押し出し四球、堂林がライトへの犠飛で2点を挙げ、点差を広げた。

 巨人は宮國が4回持たず10安打5四球7失点でKO降板。打線も快投を見せる九里の前に手が出ず。今季4度目の完敗負けを喫した。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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