前回炎上の楽天松井、5回2失点も初回2被弾と不安残す　今季から先発に再転向

昨季は最多セーブ、22日のDeNA戦では2回1/3を8安打6失点と炎上していた

■ロッテ – 楽天（オープン戦・29日・ZOZOマリン）

　楽天の松井裕樹投手は29日、ロッテとのオープン戦に先発。初回に2被弾の立ち上がりとなったが、その後は無失点に抑えて5回3安打2失点にまとめた。

　初回、先頭の福田秀に2ボールから高めに入った直球を右翼席へ弾き返される先頭打者弾を献上。続くマーティンはあわや2者連続の大きな左飛に打ち取ったが、2死から4番・井上にレフトスタンドへソロを浴び、初回から2点を失った。

　2回は中村奨、安田、柿沼を3者凡退と立ち直り、3回は1死から福田秀に中二塁打、4回は1死から角中に四球を与えたものの無失点。リードを貰った5回は安田、柿沼を2者連続三振、藤岡を投ゴロに抑え、この回でマウンドを降りた。

　昨季は最多セーブに輝き、今季から先発に再転向している松井は、22日のDeNA戦で2回1/3を8安打6失点（自責4）と炎上。この日は修正を見せたが、立ち上がりには不安も残した。

（工藤慶大 / Keita Kudo）