虎、サンズ＆大山が2打席連発　5発で快勝　鷹は東浜4被弾でPayPayドーム初陣飾れず

無観客で行われたオープン戦、阪神が一発攻勢で快勝

■阪神 5-4 ソフトバンク（オープン戦・29日・PayPayドーム）

　阪神がソロ本塁打5本の一発攻勢で、無観客でのオープン戦を制した。29日に敵地PayPayドームで無観客で行われたソフトバンクとのオープン戦。新助っ人のサンズ、大山がそれぞれ2打席連続本塁打を放つなど、5本塁打で昨季の日本一ソフトバンクを下した。

　2回にサンズが東浜から先制のソロを放つと、3回には高山がソロを放って追加点を奪った。4回にはサンズが2打席連発となるソロ、大山にもソロが飛び出してリードを広げた。大山は6回にも2打席連発のソロ。5本のソロ本塁打で5点を奪ってリードを広げた。

　開幕投手に決まっている先発の西は3回を投げて2安打無失点。2番手の中田は1回を無失点に封じた。5番手の岩田が2点を失ったが、ソロ5本で奪った5点のリードを守った。

　ソフトバンクはPayPayドームになっての初陣を飾れなかった。先発の東浜がソロ4本を浴びて4回5安打4失点。2番手の古谷もソロ1本を浴びた。打線も6回までわずか2安打。7回に2点、8回にも2点を返したが、追いつけなかった。

（福谷佑介 / Yusuke Fukutani）