巨人が球団史上初の泥沼12連敗、42年前のワースト記録更新 セ記録に「4」

完封負けで75年のワースト記録を更新、NPB連敗記録までは「6」に

 巨人がついに球団ワースト記録を更新する12連敗を喫した。7日の西武戦に0-3で完敗。先発吉川が4回にメヒアに先制2ランを浴びると、6回には2番手・西村が中村にソロ弾を許した。打線は6安打無得点で完封負け。1975年の球団ワースト記録を塗り替えてしまった。

 先発は吉川は4回、浅村にヒットを許すと、2死からメヒアに2ランを被弾。5回には2死ニ塁のピンチで秋山への2球目の直球が顔付近へ。秋山はかわしたものの、ユニホームの右肩あたりをかすめて死球に。5月24日の阪神戦で鳥谷への顔面死球で危険球退場となっていた左腕は、ここで降板となった。

 さらに、6回には2番手・西村が先頭の中村にソロ弾を浴びて、追加点を献上。6回まで3安打に抑えられていた打線は、7回に1死から石川、クルーズの連打で一、三塁とするも、長野は痛恨のニゴロ併殺打。1点を奪えない。

 8、9回も反撃できず、そのまま0-3で敗戦。42年前のワースト記録をついに更新。球団史上最長の12連敗と長いトンネルから抜け出せない。ヤクルトが1970年に喫したセ・リーグ記録の16連敗に「4」。1998年のロッテが記録したNPB記録の18連敗には「6」となった。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

RECOMMEND

KEYWORD

CATEGORY