巨人、移籍初登板の山口俊から継投ノーヒットノーラン 坂本が2発で全3打点

先発の山口が6回→マシソン2回→カミネロ1回を無安打で達成

 巨人は14日、本拠地ソフトバンク戦で継投でのノーヒットノーランを達成した。DeNAから巨人にFA移籍した山口俊投手が移籍初登板初先発し、6回無安打無失点8奪三振4四球で初勝利。6回までノーヒットノーランの好投も、球数102球で降板すると、マシソン、カミネロも無安打でつないだ。打線は坂本が2発で全3打点を挙げ、3-0で勝利した。

 山口俊は初回、川崎、中村晃を空振り三振に仕留めるなど3者凡退の好スタート。2回は先頭柳田に四球を与えるも、盗塁死などで結果的に3人で攻撃を終わらせた。3回は長谷川勇、石川は空振り三振と再び3者凡退。3回までに6三振を奪った。

 4回は2死から中村晃に四球も、ここでも盗塁死に助けられて3人で終わらせる。5回は柳田を中飛、松田を左飛、上林をニゴロに打ち取った。

 6回は先頭・長谷川勇にストレートの四球。甲斐はバントで1死二塁とされたものの、石川は空振り三振に打ち取った。しかし、ボークと四球で一、三塁とされる。大きなピンチを迎えたが、最後は今宮を二ゴロ。山本の好守備もあり、ノーヒットノーランを継続した。

 好投の山口に応えたい巨人打線は6回、1死一塁で坂本が石川から2ランを放ち先制。その後、1死一、三塁で長野、代打・村田は凡退するも、山口に貴重な援護をもたらす。

 山口は球数が102球に達していたため、ここで降板。移籍後初勝利の権利を持ち、ノーヒットのままマウンドを降りた。すると、2番手マシソンは2回無安打の好投。8回に坂本が2本目の本塁打となるソロ弾を放つと、9回のカミネロもノーヒットに抑え、継投でのノーヒットノーランを達成した。

【了】 

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

RECOMMEND

KEYWORD

CATEGORY