西武松本、5回4安打4失点で降板 4回に乱れ、ビヤヌエバに移籍後初本塁打被弾

先発した西武・松本航【写真:宮脇広久】
先発した西武・松本航【写真:宮脇広久】

3回まで2安打無失点と快調も4回にビヤヌエバに3ランを浴びるなど計4失点

 西武の松本航投手が21日、日本ハムとの練習試合(メットライフ)に先発し5回4安打4失点(自責3)。4回にビヤヌエバに移籍後初アーチを浴びるなど4点を失った。

 松本は3回までは快調に2安打無失点に抑えていたが、4回につかまった。2四球で1死一、二塁のピンチを招くと昨季は巨人に在籍したビヤヌエバに移籍後初本塁打の3ランを浴びる。さらに2死後、左翼・スパンジェンバーグの落球で走者を二塁に背負い、石川亮の右前打を右翼・木村がファンブルする間に1点追加を許した。結局、5回93球、4安打3奪三振4四球4失点(自責点3)で降板した。

 松本は前回登板の14日のヤクルトとのオープン戦で3回2安打5奪三振無失点の快投を演じ、辻監督から「(開幕先発ローテ入りは)ほぼ固まった」とお墨付きを得ていた。

 ドラフト1位で日体大から入団した昨季は、3月下旬に肺炎を発症し、手中にしていた先発ローテの座をフイにした。ようやく初登板初先発で初勝利を挙げたのは、5月19日のオリックス戦(京セラD)だったが、昨季通算7勝(4敗)をマーク。今季はシーズンを通しての活躍を期待されている。

【動画】待ちに待った移籍後初アーチ! ビヤヌエバが左翼席へ放った1号3ランの実際の映像

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