昨季61発王者スタントンが本塁打競争に出場表明「楽しみで仕方ないよ」

ア本塁打トップ、26発ジャッジとの対面も切望「自分より大きい人は初めて」

 マーリンズのジャンカルロ・スタントン外野手が25日(日本時間26日)、米スポーツ専門局「ESPN」に出演し、7月10日(同11日)に開催される球宴ホームラン競争に出場することを発表した。昨季61本で優勝したディフェンディング王者が、地元マイアミでタイトル防衛に臨む。

 サンディエゴで開催された昨季のホームラン競争では、3ラウンド合計で61本の特大アーチを架け、ファンはもちろん、その場に居合わせた球宴出場選手の度肝を抜いた。本拠地マイアミでの“防衛戦”に臨むことを発表したスラッガーは「間違いなく楽しくなるよ。ホントに楽しみで仕方ない」と笑顔を見せた。

 本塁打競争でのコツを聞かれると「水分補給を欠かさないこと。ペース配分してスタミナを残さないと。去年は疲れちゃった」と苦笑い。「クリーンで切れのあるスイングをするよ」と意気込みを語った。

 今季はア・リーグ本塁打王のヤンキース新人アーロン・ジャッジの本塁打競争出場にも期待が掛かる。スタントンは198センチ、111キロの筋骨隆々とした巨体を誇るが、ジャッジはそれを上回る201センチ、127キロのそびえるような体格を持つ。スタントンは「自分より大きい人に会うのは初めてだ。楽しみが増えるよ」と、ジャッジとの対面を切望した。

 オールスター前夜祭のホームラン競争は7月10日、第88回オールスターは同11日に、マーリンズ本拠地マーリンズパークで開催される。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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