日ハム大谷、復帰2戦目の初安打に手応え 「個人的にはすごくいい打席」

代打で一時同点の適時打、敗戦には「先に繋がるように」

 日本ハムの大谷翔平投手が、復帰後初安打となる適時打を放った。28日のソフトバンク戦(ヤフオクD)。前日の同戦で左太もも裏肉離れから復帰後初出場を果たした大谷は、1点ビハインドの5回に代打で登場した。

 この回、レアードが四球、大田が左前安打を放って2死一、二塁のチャンスを作ると、栗山英樹監督は大谷を打席へ。マウンド上にはソフトバンク先発の武田。徹底的に内角を攻められながらも、3ボール2ストライクからの8球目、内角のスライダーを詰まりながら、左前に運んだ。二塁走者のレアードが本塁へと生還。同点の適時打となり、復帰後初打点もマークした。

「昨日も(ボールは)見えてはいましたけど、ついていってなかったので。今日はなんとかヒットになって良かったです。復帰2打席目であんなにインコース、スライダーとかを見られると思ってなかったので、個人的にはすごくいい打席になりました」と手応えを口にした大谷。チームは接戦の末に敗れ「取られても追いついたりとか、いいところはあった。先に繋がるように、全員で頑張りたいと思います」と語り、帰りのバスへと乗り込んだ。

【了】

福谷佑介●文 text by Yusuke Fukutani

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