大谷翔平、リハビリの進捗状況は? 投手コーチが語る「近々マウンドから投げる」

エンゼルス・大谷翔平【写真:Getty Images】
エンゼルス・大谷翔平【写真:Getty Images】

現在は約55メートルのキャッチボールと約18メートルの距離で力を入れた投球を行っている

 エンゼルスのミッキー・キャロウェイ投手コーチが7日(日本時間8日)、電話会見を行い、今季の投手復帰を目指す大谷翔平投手の現状について明らかにした。

 新型コロナウイルスの感染拡大により開幕が延期となっているMLB。新たな開幕日は決まっておらず、7月にずれ込む可能性も伝えられている。スプリングトレーニングも中断となったことで、大谷は本拠地アナハイムへ戻り、球団施設でリハビリを続けている。キャロウェイ投手コーチが大谷のリハビリの進捗状況を語った。

 アナハイムの球団施設でリハビリを続けている大谷。キャロウェイ投手コーチは「ショウヘイの復帰が決まれば私もワクワクする。彼は180フィート(約55メートル)くらいの遠投を行っている。そして、そこから60フィート(約18メートル)に近づいて、その距離でかなり力を入れて投げている」とコメント。キャッチボールの距離を伸ばし、さらには投本間とほぼ同じ18メートル超で力を入れた投球も行っているという。

 まだブルペンでの投球練習は行っていないものの、キャロウェイ投手コーチは「彼は近々マウンドから投げることになる。現状では、彼に関して1日1日を着実に進めている。特にこの隔離期間の間はね。あらゆることのタイミングを計っているところだ。彼の腕は素晴らしい感覚(状態)だ。投げるボールも素晴らしい。投手が180フィートで投げられているということは、健康だということ。マウンドから投げることが間近に迫っているということ。現在はまだマウンドから投げていないというだけで、そこから投げる日もすぐに来るだろう」と語っており、近々、本格的な投球練習を再開させることを示唆していた。

(盆子原浩二 / Koji Bonkobara)

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