復活勝利のハム23歳、同じ球団&同じ投手相手の白星に「奇妙な、変な感じ」

1勝の重み実感―日ハム上沢が手術経て2年ぶり白星

 七夕の7月に日本ハム・上沢直之が2年ぶりに還ってきた。2日のロッテ戦で中盤までロッテのエース石川と投手戦を繰り広げ、6回84球4安打1失点で2季ぶりの白星になる今季初勝利を挙げた。

 昨年は3月に右肘を手術して1軍登板なし。最後に勝ったのは2年前の2015年7月7日の七夕の日だった。それも同じZOZOマリン(当時はQVCマリン)のロッテ戦で、相手も同じ石川。6回2/3を投げ3失点、5勝目をマークした試合以来の白星となった。

「奇妙な、変な感じがした」と言う上沢だが、ピッチングは奇妙どころか、ロッテ打線を伸びのあるストレートと落差の大きいフォークで翻弄した。

「真っすぐで押していこうと思った。真っすぐがよかったので、低めのフォークが生きた。粘っていれば点を取ってくれると思った」

勝てないことが「財産」に

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