西武内海「頭の中でプランはできています」 “逆転”開幕ローテへ調整順調

西武・内海哲也【写真提供:埼玉西武ライオンズ】
西武・内海哲也【写真提供:埼玉西武ライオンズ】

休養日は愛息たちのノッカーに! 自身は復帰に向けて順調

 西武の内海哲也投手が16日、国場翼投手とともにメットライフドームで自主練習を行った。ストレッチ、キャッチボール、遠投をし、自身の状態を確認した内海は「ある程度、頭の中でプランはできています。体もしっかり動いているし、すぐにピッチングに入っていけると思っています」と充実の表情で振り返った。

 予定通り開幕していれば、ファームでのスタートは確実だった内海は、この期間を前向きにとらえながら日々の練習に励む。「開幕の目途がたったらブルペンに入って投球練習を始めたいと思っています。自主練習に入る前くらいにカットボールの感覚が良かったし、その感覚を忘れていないのでピッチングでどうなのかというところをもう1度試してみたいと思っています」と今後を見据えた。

 思わぬ開幕延期で家族との時間も増えた。長男が今春中学生になり、一番下の子も小学1年生。「体を動かして、なるべくストレスなく過ごしてくれたらなと思います」と笑った。また3人の息子は少年野球チームに所属しているが、もちろんチームとしての練習はできない。内海自身が休みの日は子どもたちの「コーチ役」に。誰もいない早朝にノックを打っているという。

 内海も2年ぶりの1軍復帰に向けて自らの課題をこなす日々。愛する息子たちに「自主練習」の成果を期待する一方で、自らもこの期間の成果をメットライフドームのマウンドで出して見せる。

(Full-Count編集部)

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