「もし同僚の“勝負球”を習得できたら…」 エ軍では大谷翔平スプリットが大人気?

エンゼルス・大谷翔平【写真:Getty Images】
エンゼルス・大谷翔平【写真:Getty Images】

エンゼルス番記者「オオタニのスプリットと答えるものが殺到すると確信している」

 オレに大谷翔平のスプリットがあれば……。そんなことを思うエンゼルス投手は多いのだろうか。米メディア「ジ・アスレチック」のエンゼルス番ファビアン・アルダヤ記者が同僚のダイヤモンドバックス番記者の「もし同僚の投手の球種を1つ瞬時に習得できるとすれば、誰の球を選ぶか」との記事に反応。「もしエンゼルスの投手たちに私がこの質問を投げかけたら、『オオタニのスプリット』と答えるものが殺到すると確信している」と綴った。

 確かに18年の投手・大谷のスプリットは“無双”だった。18年のスプリットに対する被打率は.036(55打数2安打)と圧倒。日本ハム時代の17年の球種別比率でスプリットはわずか8%だったが、18年は22.4%を記録。NPB時代に多投しなかったスプリットがメジャーで勝負球となり、その空振り率は55.8%を記録。フォーシーム、スライダー、スプリット、カーブのうち最高だった。

 18年10月に右肘のトミー・ジョン手術を受けた大谷は現在、今季中の二刀流復活へ向けて本拠地エンゼルスタジアムでリハビリ中だ。大リーグのシーズン開幕は新型コロナウイルスの影響で大幅に延期となっているが、1日も早くスプリットでキリキリ舞いにする姿を期待したいものだ。

(Full-Count編集部)

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