ドジャース左腕ウッドが今季無傷11連勝、6回無失点快投で球団新記録樹立

マーリンズ戦で快投を見せたドジャースのアレックス・ウッド【写真:Getty Images】
マーリンズ戦で快投を見せたドジャースのアレックス・ウッド【写真:Getty Images】

ベリンジャーは新人として球団史上初のサイクル安打達成

 ドジャースの先発左腕アレックス・ウッド投手が15日(日本時間16日)、敵地でのマーリンズ戦で6回3安打無失点の快投を披露し、今季無傷の11勝目を飾った。ドジャースでは、これまで先発として1955年にドン・ニューカム、救援では1962年にエド・ローバックが開幕10連勝を記録していたが、11連勝は球団史上初の快挙となった。チームは7-1と大勝した。

 今季オールスターにも選ばれたウッドは、初回からマーリンズ打線を寄せ付けなかった。1回、2回と2死から安打を許したが、後続を打ち取って隙を見せず。味方打線が打者一巡の猛攻で5点を先制した直後の3回は、3者凡退として流れを完全に引き寄せた。

 4回は先頭イエリッチに中前打されるも、続くオズナを一ゴロ併殺とし、打者3人で終わらせると、5回も再び3者凡退。6回は2死からスタントンに四球を与えるも、イエリッチを空振り三振とし、二塁を踏ませることはなかった。

 6回で80球(56ストライク)を投げ、3安打1四球4奪三振無失点で降板。防御率を1.56と下げた。

 打っては、4月25日のデビュー以来、驚異の活躍を続ける新人ベリンジャーが球団史上9人目(10度目)のサイクル安打を達成。新人としては球団史上初の快挙で、マウンド上のウッドを盛り立てた。

 投打のかみ合った試合展開を見せたドジャースは、救援前から続く連勝記録を「8」に伸ばした。

(Full-Count編集部)

RECOMMEND

KEYWORD

CATEGORY