楽天、首位決戦第1R制す 則本10勝&今江決勝打&アマダー14号&クルーズ適時打

直接対決制して大きな1勝、則本は5年連続2桁勝利

 楽天が息詰まる接戦を4-1で制し、2位との差を2.5ゲーム差に広げた。26日のソフトバンク戦(Koboパーク)。同点で迎えた7回に今江が値千金の勝ち越しタイムリーを放ち、これが決勝打。2位との直接対決で先勝し、大きな1勝を挙げた。

 先発のエース則本が4回に先制点を許した直後の攻撃。先頭のウィーラーが、ソフトバンク先発のバンデンハークの高めの真っすぐを捉え、左翼席に運んだ。柳田に1本差に迫る22号ソロ。すぐさま試合を振り出しに戻した。

 そして、勝負を決めたのは、7回だった。2死から松井稼が四球を選ぶと、今江が大仕事を果たす。3ボール2ストライクからの6球目。バンデンハークのスライダーを捉えた打球はフラフラと上がり、突っ込んできた中堅・柳田のグラブのわずか先にポトリ。まさかのポテンヒットとなり、スタートを切っていた松井稼は一気に本塁へと生還。勝ち越しのホームを踏んだ。
 
 1点差で迎えた8回には、アマダーが代わったばかりの3番手・森の初球をバックスクリーン左へ。3戦連発、その3試合で5本目となる14号ソロを放った。さらに一、三塁のチャンスを作ると、この日金銭トレードで巨人から加わり、即スタメンとなったクルーズが移籍初安打となる左前適時打を放ち、鷹にトドメを刺した。

 先発の則本は、8回1失点の好投でリーグ一番乗り、5年連続となる2桁10勝目をマーク。立ち上がりは、毎回のように走者を背負う苦しい展開。初回1死一、二塁ではデスパイネを遊ゴロ併殺、2回1死一塁では上林を空振り三振。スタートを切っていた中村晃を嶋が刺して三振ゲッツーと、3回1死一、二塁では今宮を遊ゴロ併殺と、3イニング連続の併殺に救われた。

 4回1死二塁で中村晃に右翼線への適時二塁打を浴びて先制点を許したが、失点はこれだけ。尻上がりに調子を上げていき、7回からは6者連続三振を奪う圧巻のピッチングを見せた。9回は松井裕ではなく、福山が締めて逃げ切った。

 ソフトバンクは痛い黒星を喫した。この日の試合前に、内川の「左手母指基節骨尺側基部の剥離骨折」が判明し、登録抹消。主砲を欠くことになった打線が、則本の前に繋がらなかった。4回に1死二塁から中村晃が適時二塁打を放って先制点を掴んだが、得点はこれだけ。1点で踏ん張っていたバンデンハークが7回にアンラッキーな適時打で勝ち越し点を奪われると、試合が進むにつれて調子を上げた則本の前に、ビハインドを跳ね返すことは出来なかった。

(Full-Count編集部)

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