Aロッドが薬物問題などでついにヤンキースに謝罪 球団幹部らと雪解け?

連名で声明文発表「次のステップはスプリング・キャンプでベースボールをすること」

 ヤンキースが、禁止薬物使用問題で昨年は全試合出場停止となっていたアレックス・ロドリゲス内野手と会談を持ち、謝罪を受けたことを発表したと地元紙「ジャーナル・ニュース」が報じている。

「我々はヤンキースタジアムでハル・スタインブレナー(共同オーナー)、ランディ・レビン(球団社長)、ブライアン・キャッシュマン(GM)、ジーン・アフターマン(GM補佐)、アレックス・ロドリゲス、ジム・シャープ(弁護士)の間でミーティングを行った。最初にアレックスが過去数年に及ぶ球団への行動の数々を謝罪した。問題の全てに関して、誠実でフランクな会談を持つことができた。ヤンキースとしては、次のステップはスプリング・キャンプでベースボールをすることだ」

 現地時間10日に本拠地で行われた会談後、ヤンキースは参加者6人の連名で声明文を発表。スタインブレナー共同オーナーやレビン球団社長、キャッシュマンGMという球団首脳陣に対し、Aロッドは弁護士とともに会談を持ち、謝罪に至ったという。

 今季復活をかけるAロッドと球団側の関係は冷え切っていた。「バイオジェネシス・スキャンダル」と呼ばれる一連の禁止薬物使用問題で、MLBから211試合の出場停止を命じられたが、AロッドはMLBと当時のバド・セリグコミッショナーを違法捜査と名誉毀損などで提訴。ヤンキースのチームドクターとも係争するなど対立関係になった。

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