DL入り上原浩治がブログで本音吐露、1年怪我なしは「本当に大変なこと」

カブス・上原浩治【写真:Getty Images】
カブス・上原浩治【写真:Getty Images】

9日敵地ジャイアンツ戦で首を痛めて6球で降板

 9日(日本時間10日)に首の張りで10日間の故障者リスト(DL)入りしたカブス上原浩治投手が12日(同13日)、自身のブログを更新し、「怪我しないでやるってこは本当に大変なことだよね」と現在の心境を語った。

 上原は8日(同9日)に敵地ジャイアンツ戦に登板したが、わずか6球で緊急降板。翌日に今季初のDL入りが決まった。

 2009年にオリオールズ入りした上原は、昨季までの8シーズンは毎年1度はDL入りを経験。1年を通じてプレーし続けたことがなかった。それだけに毎年「DLに入ることなく一年間メジャーのマウンドにいる」ことを目標にしていたという。今季はシーズンが佳境となった8月まで持ちこたえたが「残念ながら達成できなくなってしまった。なかなか難しいことだなぁ (ーー;) 怪我しないでやるってこは本当に大変なことだよね」と、過密スケジュールのメジャーで怪我なく1年プレーすることの難しさについて触れた。

 首に張りを感じた原因については「寝違いではないし、何が原因でこうなったか…。疲れが溜まっていたからなのか…あの日、無理して投げなければ、とかいろんなことを考えてしまうね」と、本人も1つに絞りきれずにいる様子。同時に「ホームランを最近打たれてたから、そのせいで首を痛めたのかも…(^_^;)」とジョークを飛ばしてみせた。

 避けられる怪我は避けたいが、負ってしまったものは仕方がない。42歳右腕は「やってしまったことは仕方ない。これからを大切にやっていかないと」と、気分も新たに復帰への道を歩み始めたようだ。

「よし、まずは痛みをとって、それから考えよう。もう痛めた箇所がないくらい、いろんなところを痛めたし。これが最後だと信じて…コツコツやるしかない」

 1日も早く戦列復帰を果たし、地区首位争いを繰り広げるチームの力になりたいところだ。

(Full-Count編集部)

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