「ほんとにロマン」「獅子の未来は明るい」　西武高卒3年目・平良の剛腕にかかる期待

練習試合再開後は5試合に登板し5イニング無失点の好投を見せた平良

　6月19日に開幕を迎えるプロ野球。新型コロナウイルスの感染拡大により3か月遅れで迎える開幕に向けて、12球団は6月2日から練習試合を行い、調整を進めてきた。パ・リーグ2連覇中の西武は今回の練習試合でも“打高投低”の流れは否めないが、高卒3年目の剛腕・平良海馬投手には大きな期待がかかる。

　練習試合再開後は5試合に登板し5イニングで6安打を浴びたが無失点に抑える好投を見せた。過密日程が予想されるパ・リーグでは力強い直球を武器にする若き右腕の存在は必要不可欠になりそうだ。

　練習試合最後の1戦となった14日のロッテ戦（メットライフドーム）では9回に6番手として登板し1回無安打無失点。13球で試合を締めたがストレート9球の平均球速は153.8キロをマーク（最速156キロ）。「パーソル パ・リーグTV」も「平良が叩き出した『本日のストレート平均球速』」とのタイトルで動画を公開している。

　真っ向勝負で打者をねじ伏せる平良の投球にファンも「やはり小細工なしの真っ向勝負は魅力ある」「獅子の未来は明るい」「まじで160キロ出すの期待」「ほんとにロマンがある」「男は黙ってストレート」と大絶賛だった。