ホークス柳田、連日の先制打含む猛打賞にも「今日は運があった日でした」

ソフトバンク・柳田悠岐【写真:藤浦一都】
ソフトバンク・柳田悠岐【写真:藤浦一都】

菊池攻略の秘策は「追い込まれる前に前に飛ばす作戦」

 24日の西武戦で、ソフトバンクの柳田悠岐が3安打の猛打賞を記録した。柳田の猛打賞は7月31日の日本ハム戦以来、実に20試合ぶりだ。

 1回2死三塁で迎えた柳田の第1打席は、先制打となるレフトへの大きなタイムリー二塁打。第2打席はあわや本塁打という大きなセンターフライに終わったが、5回の第3打席は一塁ベースに打球が当たるラッキーヒット。そして7回の第4打席に右中間への二塁打を放ったところでお役御免となった。

 最初のタイムリーは、菊池雄星の2球目のストレートを弾き返した。「普通に速い球。来た球を打ったという感じで、そんなに考えてないです。追い込まれると三振するんで、その前に前に飛ばそうという作戦です」とニヤリ。試合前の打撃練習は「ノーグッド」で「今日は諦めてました」というが、それでも「(打球が)ベースに当たったり、今日は運があった日でした」と、試合を振り返った。

 お立ち台で好調な個人成績についてやんわりと質問されると「ボク自身は(自分に)期待していない。孤独に頑張ります」と自虐的に語った4番打者。しかし、サロンでの囲み取材ではチームの8連勝を「ピッチャーの人もすごいし、バッティングもみんな調子が上がってきている。チームがいい雰囲気でやれている」と素直に喜んだ。

(藤浦一都 / Kazuto Fujiura)

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