投手・大谷の将来は「楽観視できる」 米メディアが完全ブレークを期待

エンゼルス・大谷翔平【写真:Getty Images】
エンゼルス・大谷翔平【写真:Getty Images】

米トレード・ルーマーズが二刀流・大谷の活躍に太鼓判を押した

 新型コロナウイルス感染拡大の影響で延期していた大リーグは、7月23日か24日(日本時間24日か25日)に開幕することを発表した。レギュラーシーズンは60試合。米メディアでは開幕へ向けた今季の見どころを掲載しているが、米最大の移籍情報サイト「トレード・ルーマーズ」はエンゼルス・大谷翔平投手の二刀流としての活躍に太鼓判を押した。

 2018年10月に右肘のトミー・ジョン手術を受け、2019年は打者のみで出場。当初は今年5月の投手復帰を期待されていたが、大リーグ開幕が大幅に延期となり、マドン監督は24日(同24日)に開幕からの二刀流復帰に太鼓判を押している。「ヘイローズ(エンゼルス)は今、オオタニが登板しない日はメインのDHとして起用することができる。つまり、(メジャー通算で)打率.286、出塁率.352、長打率.531を記録した打棒の利益を享受することになる」と打撃を期待した上で、投手としての将来性を高く期待している。

 投手・大谷は2018年に10試合登板し、4勝2敗、防御率3.31。160キロを超えるフォーシームとスプリットを武器に51回2/3で63三振を奪い、奪三振率は11.0を記録した。トレード・ルーマーズはエンゼルス先発陣では最も貢献度が高い投手であることを伝え、「この25歳の投手の将来のことを楽観視できる理由はたくさんある」と将来性を高く評価した。

 知将として知られるマドン監督がどのような起用法を見せるのか。大谷はチーム浮上のキーマンになりそうだ。

(Full-Count編集部)

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