オリ、投手は自責点0なのに7連敗… ミスミス失点直結、西村監督「そういうところ」

オリックス・西村監督【写真:荒川祐史】
オリックス・西村監督【写真:荒川祐史】

新外国人ロドリゲスが放った初本塁打が唯一の光明

■西武 3-2 オリックス(30日・メットライフ)

 オリックスが泥沼の7連敗を喫した。ロッテに6連敗して臨んだ30日のメットライフドームでの西武戦。2つの失策が失点にそのまま直結して2-3で敗れた。

 点差は最少だったが、内容は寂しかった。投手陣は4人のリレーで西武の“山賊打線”を4安打に抑えた。だが、4回、一塁手・T-岡田のエラー絡みで無死満塁とされ、栗山の詰まった当たりの2点適時打で先制された。6回には無死一塁から、普通なら併殺になるはずの山川の三ゴロを捕った中川が二塁へ悪送球して一、三塁とピンチが広がり、外崎の遊ゴロの間に致命的な1点を奪われたのだった。投手の自責点はゼロ。それでも敗れた。

 試合後、西村徳文監督は「エラー? そういうところですね……。ピッチャーは頑張っていたけどね」と肩を落とした。打線も新外国人ロドリゲスの来日1号2ランによる2得点のみと元気なし。西村監督は「これからですね」と気を取り直していたが、開幕後1勝9敗。日本ハムとの開幕3戦目の21日の楽天戦に勝って以来、白星から遠ざかっており、闇は深い。

(宮脇広久 / Hirohisa Miyawaki)

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