大谷翔平、674日ぶり復帰戦は初回2四球 18球を投げ一時降板
右肘トミー・ジョン手術後初のマウンド
エンゼルスの大谷翔平投手は7日(日本時間8日)、本拠地で行われた紅白戦で先発登板。初回は2四球などで1死一、三塁とし、18球を投げたところで一時降板した。
大谷は1回裏からマウンドに上がった。先頭・ラステラへストレートの四球を与え、二盗と暴投で無死三塁のピンチを招いた。2番・シモンズをフルカウントから空振り三振。レンドンにも四球を与え、続くプホルスに2ボール1ストライクとしたところで一時降板した。球数は18球だった。
試合で登板したのは2018年9月2日(同3日)の敵地・アストロズ戦で先発して以来674日ぶり。同年10月に右肘手術を受けて以来、初のマウンドだった。試合前、マドン監督は「彼が投げ終わったときに体に問題が無いということ。それに尽きる。現在選手たちのプレーをみる際、私は高い期待を持っているわけではない。何かに対して気持ちが過度に高ぶることはない」と話していた。
(盆子原浩二 / Koji Bonkobara)