ダルビッシュ“専属捕手”を投手コーチ示唆 先発試合で相性抜群の女房役がマスク

カブス・ダルビッシュ有(右)とビクター・カラティニ【写真:Getty Images】
カブス・ダルビッシュ有(右)とビクター・カラティニ【写真:Getty Images】

カラティニと組んだ昨季19試合では被打率.210、155奪三振、16四球、防御率3.29と好投した

 カブスのダルビッシュ有投手の“女房役”は誰になるのか。地元メディア「シカゴ・サンタイムズ」は、ダルビッシュ登板日には打撃に定評のあるコントレラスではなく、相性抜群のカラティニが先発マスクを被り、バッテリーを組むと伝えている。

 記事ではカブスで正捕手を務めるコントレラスのオンライン会見の内容を紹介。コントラレスは「数日前に話をしたんだ。ビクター(カラティニ)がダルビッシュの球を受ける。その理由は、60試合しかないからね。それにダルビッシュはビクターと組んでいる時に本当に良い投球をしていた」と発言。ダルビッシュとカラティニの相性の良さを認めたうえで「僕的には気にならないよ。彼らはとても相性が良かったと思う。(ジョン)レスターの球を受け始めた2017年の時は、僕も今のような(ダルビッシュとカラティニの)状況だったよ。僕は怒っていないよ。チームメートなんだし、最高のプレーをして試合に勝つためにここにいるんだからね。それ(試合に勝つこと)が一番大事なことだよ」と語った。

 2019年にカラティニと組んだ先発登板19試合では被打率.210、155奪三振、16四球、防御率3.29と好調な成績を残したダルビッシュ。ホトビー投手コーチも「ビクターとダルビッシュの去年後半戦における(バッテリーとしての)仕事ぶりは、注目されないままなんてことは考えられないよ」とダルビッシュの登板日にカラティニがマスクを被ることを示唆した。

 一方、今季はナ・リーグでも指名打者制が採用されるため、「捕手としてマスクを被らない日でも、DHとして出場する準備は整っている」とコントレラス。今季のダルビッシュは女房役にも打線にも、強力な援軍を迎えることになりそうだ。

(Full-Count編集部)

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