球宴右腕ハービー、ロイヤルズとマイナー契約間近 NPB入り可能性と米報道も
通算44勝ハービーには日本と韓国の球団が獲得へ興味を示していると伝えられていた
メッツ、エンゼルスなどで通算44勝を挙げ、アスレチックス傘下からFAとなっているマット・ハービー投手がロイヤルズと契約合意間近とMLB公式サイトが伝えた。同投手には日本と韓国の球団が獲得へ興味を示していると伝えられていた。
マイナー契約で、MLB公式サイトは「ロイヤルズがハービーとの契約合意に近づいている」と報じた。MLBネットワークのマーク・フェインサンド記者は「ハービーのロイヤルズとの契約は出来高が含まれている。関係者が話している。彼がもし昔のような投球でができれば、(シーズン中の)どこかのタイミングでローテーション入りするチャンスが大いにあり、ある程度の金銭も得ることになり得る。ローテーションの助けが必要なチームが取るにはローリスク&ハイリターンな動きだ」と裏側を伝えた。
31歳のハービーはメッツ時代の13年にオールスター戦に選出され、9勝5敗、防御率2.27を記録。サイ・ヤング賞の投票で3位に入った。14年は右肘のトミー・ジョン手術を受けた影響で全休となったが、15年に13勝8敗、防御率2.71をマーク。リーグ優勝に貢献し、カムバック賞を受賞した。その後は思うような投球ができず、1年1100万ドル(約12億円)で加入したエンゼルスでは12試合登板、3勝5敗、防御率7.09。7月下旬に自由契約となり、その後はアスレチックスとマイナー契約を結んだものの、メジャー再昇格はならなかった。
(Full-Count編集部)